MovableTypeとの比較
ビジネスブログやCMSを利用してお客さまのホームページを制作するには、どのようなビジネスブログやCMSのシステムを利用するかがポイントとなります。
本コンテンツでは、代表的なビジネスブログ作成ソフト「Movable Type(ムーバブル・タイプ)」 を利用してホームページ制作サービスを提供する場合の留意点を述べてみます。
Movable Typeの特徴
Movable Type(ムーバブルタイプ)は、アメリカのSixApartというベンチャー企業が開発したブログシステムで、サーバーにインストールして使うタイプ(サーバーインストール型)のものです。
有料(一部のタイプは無料)で配布されているMovable Type(ムーバブルタイプ)をダウンロードしてきた後、それを「サーバーにインストール」して使います。
自社専用にインストールして使いますので、「レンタル型」のブログより自由度が高く、いろいろなことを実現できるのが特徴です。
しかし、Movable Type(ムーバブルタイプ)のインストールには、それなりにインターネットやサーバーの知識がないと難しいですし、インストール後はデザインやレイアウトの設定を自分で行う必要があります。
もし「企業らしいデザインのブログ」に仕上げたいと思ったら、自分でデザインを作成するか業者に依頼しなければなりません。最近では、Movable Type(ムーバブルタイプ)用のテンプレートを配布しているサイトもたくさんでてきていますが、設定にはどうしても「スタイルシート」などのWEBデザインの専門知識が必要になるので、社内に専門技術者がいないと難しいでしょう。
そのため、最近では、「Movable Type(ムーバブルタイプ)を使って、御社のビジネスブログを構築しますよ」という業者が増えてきています。初期のホームページ作成費用としては、20万円〜50万円位のところが多いようです。
Movable Typeの限界
カスタマイズに工数がかかる
Movable Typeを利用してホームページを制作する場合、全体のデザインやメニューに関しては「お客さま専用のテンプレート」を作成しなければなりません。
また、フォーム機能やメルマガ配信機能といった、ビジネスに欠かせない機能も標準提供されていませんから、これもお客さま毎にカスタマイズする必要があります。
このように「オーダーメイド」の部分が多くなるため、制作側の作業が多くなります。そのためMovable Typeを利用した場合、どうしても低価格でサービスを提供することができな くなってしまうのです。
Movable Typeのスキルを社内のデザイナーが身につけるのが大変
そして、Movable Typeに対応できるデザイナーが社内にいないホームページ制作会社の場合、その人材を育成しなければなりません。
ところが、Movable Typeの研修は相当高額です。また完全にマスターするまで、2〜3ヶ月は必要のようです。こうした研修の初期投資や、育成期間がネックになり、Movable Typeを利用したビジネスブログサービスの提供に踏み込めない制作会社も多いようです。
Movable Typeの管理画面は難しい
またMovable Typeは、もともとプロ向けのソフトです。そのため、Movable Typeで作成したビジネスブログの設定内容を変更するには、それなりの専門知識が必要です。
しかしながら、ほとんどの中小企業には、その管理画面を使いこなせるだけの専門知識を持ち合わせた人材がいません。
そのため、お客さんは自分で管理画面を使いこなすことができず、結局は制作会社を頼るしかありませんから、その都度問合せが発生し、対応するサポートコストがバカになりません。
わかりにくいMovable Typeのマニュアル
そしてMovable Typeは、もともと専門知識がある人を前提としたソフトですから、各種マニュアルが「英語」か「分かりにくい翻訳日本語」で書かれています。 専門知識を持つ人なら読みこなせるのでしょうが、専門スキルを持たないお客さんが読んでもチンプンカンプンです。
パソコンに詳しくない人に向けたやさしいマニュアルなどは標準で用意されていません から、お客さんはマニュアルを読んでも管理画面の操作が理解できず、ますます御社への問い合わせが増えてしまいます。
このように、Movable Typeを利用した場合、お客さんに納品した後に相当のサポート工数がかかることは覚悟しておきましょう。
携帯電話への対応が弱い
もともとMovable Typeは米国製ソフトのため、日本の携帯対応に難があります。
Movable Typeで作成したブログを携帯で表示したり、記事を投稿したりするためには、サードベンダーが提供する有料サービスを利用するか、別途プラグインを導入する必要があります。
携帯に標準対応している訳ではありませんから、お客さんのホームページを携帯対応してあげようと思うと、相当に手間がかかってしまうのです。
SEO対策が弱い
またMovable Typeの標準テンプレートは、SEO対策に最適化されていません。
商業サイトをMovableTypeで作成した場合、SEO対策は必須になりますから、そのために標準テンプレートに手をいれる必要がります。この工数がばかになりませんし、社内にSEOの技術者がいない場合は、標準テンプレートをどう修正するか分からない場合もあるでしょう。
また、専門知識のないお客さんが自分自身でSEO対策するための考慮もなされていませんから、Movable Typeを使ったSEO対策は、 かなりハードルが高いと言えます。
サーバー部分は提供されていません
Movable Typeは単なるソフトですから、それをインストールするためのサーバーは、当然、別途用意する必要があります。
しかし、そのサーバーを御社で用意できなければ、別のサーバー会社を利用するしかありません。せっかく苦労して作成したお客さんのブログも、サーバーに関する月額費用は目の前を通り過ぎていってしまうのです。
【akibare CMS】の取組み
さて、【akibare CMS】は後発のシステムです。
Movable Typeは2001年に登場したのですが、【akibare CMS】が登場したのは2005年です。後発ですから当然、Movable Typeの課題を解決すべくシステム開発を行ってきました。
Movable Typeは元々「個人むけ日記ブログ」作成用のシステムなのに対し、【akibare CMS】は、「中小企業向けサイト」作成用のシステム です。そのためフォーム機能やメニュー、携帯対応などの、ビジネスに必要な機能が標準提供されており、追加開発が不要でコストもかかりません。
また、Movable Typeはプロ向けのミドルソフトですが、【akibare CMS】は「パソコンが苦手な中小企業」さんを前提に開発されたシステムです。初心者向けの管理画面で、操作が簡単。充実の各種マニュアルが付属しており、各種ホームページやブログの専門家がいない企業さまでも、十分にご活用いただけるので、納品後のサポートも楽です。
【akibare CMS】をぜひご検討ください
このように、プロ向けのブログソフトであるMovable Typeで作成したブログとは異なり、【akibare CMS】のビジネスブログは、
- 専門知識がなくてもビジネスブログ制作を提供可能
- テンプレートやフォーム機能などの開発が不要
- SEO対策機能も充実
- 納品後のサポートは最小限でOK
- サーバーが付属しているから、月額費用の収益も獲得可能
といった特徴があります。
【akibare CMS】を御社のサービスやビジネスモデルに組み込むことによって、多くのメリットがあるということがお分かりいただけたでしょうか。
ぜひ【akibare CMS】をご検討ください。
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